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「家」は人生で最も高額な買い物と言っても過言ではありません。
家を買うためには、想像以上に様々なお金が必要になります。
今回は、実際に家を購入する際にはどのような費用がかかるのかをご紹介します。

 

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【家を購入する際にかかる費用の全体像】

家を購入する際にかかる主な費用は3つにわけることができます。

●物件価格
購入する家本体の価格です。
戸建・マンションなどの建物の種類、立地、広さに応じて金額は変わってきます。

●購入時にかかるお金（初期費用など）
物件を購入する際に、必然的にかかる費用です。　
契約や登記にかかる税金や手数料、住宅ローンを契約する場合は金融機関の手数料や保証会社への保証料、火災保険に加入する際の費用などがあります。

●購入後にかかるお金　
引越し費用や家具・家電などの購入費用、毎年の固定資産税などです。
一戸建ての場合は、約15～20年で外壁の補修、約20年で屋根の補修など、家の修繕費もご準備しておくと安心です。

 

 

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【購入時にかかるお金はどんなものがある？】

＜物件価格＞
■頭金
頭金は、物件価格のうち、購入時に「現金で支払う分」のことです。
物件価格の2割程度を頭金にすることが多いです。
最近は、頭金0円でも住宅ローンを組むことが可能になっていますが、その場合、住宅ローンの借り入れが増えるため、毎月の返済額がアップすることになります。

＜購入時にかかるお金（初期費用など）＞
■手付金
物件代金の一部に充当されます。前払い金のようなものです。売買契約時に売主に支払うお金で、契約を破棄した場合は返金されないお金となります。
物件代金の5％～10％程度が一般的ですが、売主と買主の合意によって決まるため、これより少なくなるケースもあります。

■印紙代
売主と交わす売買契約書・ローン契約書に印紙を貼る形で支払われる税金です。
契約金額に応じて金額が変わります。

■仲介手数料
仲介会社を通して物件を購入する場合、仲介会社に払う手数料です。
「物件価格の3.0％＋6万円＋消費税」が正規手数料とされています。

■不動産取得税
不動産を取得した際に一度だけ支払う税金ですが、新築を購入する場合、免除となるケースがほとんどです。

■固定資産税・都市計画税
1月1日の不動産所有者に対してかかる税金です。
1年のうちの日割り金額を売主と精算することが多いです。

■登記費用
不動産登記（所有権の保存または移転など）、抵当権設定登記をする際に必要となる費用です。
司法書士の先生が手続きを行います。

 

 

■住宅ローン借入費用
住宅ローンを組む金融機関に支払う事務手数料、ローン保証料などが必要になり、銀行やお選びいただくプランによって増減します。

■火災保険費用
お選びいただく保険会社やプランによって金額が異なります。

■引越し費用
現在の住まいから新居に引越しするための費用です。
注文住宅の場合、間に仮住まいの期間が発生することもあるので、その場合はその費用も追加で必要になります。

■家具購入費用
新居を購入した場合、家具や家電などを新たに購入したり、買い替えたりすることが多いので、そのための費用です。

 

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【購入後にかかるお金はどんなものがある？】

＜家の購入後かかるお金＞
家を購入した後にかかる費用は、主に住宅ローンの返済や税金、修繕費用などです。
一戸建てかマンションかで少し内容が異なります。

・住宅ローン返済
住宅ローンの返済は、家を買った後、返済終了まで毎月支払うことになります。

・固定資産税・都市計画税
毎年1月1日時点の不動産所有者に課せられる税金です。

上記はどちらにもかかる費用です。

 

 

■一戸建ての場合
・修繕リフォーム費用
家を購入してから年月が経過すると劣化が出てくるため、メンテナンスをするための修繕費が必要です。また、ライフスタイルに合わせてリフォームする費用が必要になるかもしれません。

■マンションの場合
・管理費
マンションでは共用部分の管理が必要になるため、毎月管理費を支払うことになります。

・修繕積立金
マンションは、13～16年程度のサイクルで大規模修繕が行われます。
その費用を修繕するときに一括で支払うのは負担が大きいため、毎月修繕積立金として支払うのが一般的です。

・自室の修繕費用
建物の大規模修繕とは別に、自室の修繕費用が必要になった場合、その都度自分で負担することになります。

・駐車場代
マイカーを保有している場合、駐車場代が必要になります。

 

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【計画的に購入を考えましょう】

このように家を購入する際には、本体物件価格以外にも様々な費用が必要になります。
ひとつひとつの金額は物件価格に比べれば少ないかもしれませんが、すべて合わせると予想外に金額になってしまうこともあります。

そのため、「諸費用がどれくらいかかるか」を事前に確認するようにしましょう。
当社では、物件のご紹介だけでなく、お客様に合った資金計画も併せてご提案させて頂きますので、お気軽にご相談ください。